アトピー性皮膚炎の方は、元々体の中にもっているセラミドの量が少ないと言います。

アトピーまでいかなくても、乾燥肌や敏感肌の方もセラミドを持っている量が少ないのです。

 

乾燥肌に悩む多くの方の場合、肌の潤いに欠かせないセラミドは、肌表面だけでなく、体全体が、セラミド不足なのです。

 

 

 

また、年を重ねると体の中のセラミドは減ります。体の中でセラミドを、作らなくなるためです。
年をとる毎に肌がかさつくのは、セラミド不足が原因だったのですね。O(≧▽≦)O

 

体の中のセラミドを補う方法は、セラミドを含む食品を食べることです。
セラミドを含む食品は、牛や馬といった動物由来のものと、小麦、コメ、大豆、ほうれん草、こんにゃくといった植物由来のものの2種類に分けられます。

 

ご存知でしたか?
今まで、植物由来のものは、動物のものと違って、腸から吸収されないというデメリットがあげられ、経口摂取の効果が少ないと言われていました。
動物性由来のセラミドの方は、BSEの事故が起きて以来、やや下火となっているのは何となく実感されていると思います。

 

しかし、先月(2012年4月)に、サッポロビールと北海道大学の研究の結果で、「植物型セラミド」が、腸管から吸収されて、小腸内でセラミドに再構成されることを世界で初めて実証したのです。

 

植物由来のものの中で、セラミド含有量がトップなのは、こんにゃく芋です。お米の約7〜15倍含まれていますが、粉として摂取しなければ、腸はこんにゃくを分解して、セラミドを吸収しないといわれています。板こんにゃくじゃ期待薄で、セラミドで美肌狙いなら、サプリメントがやはり手軽でしょう。

 

しかし、体の中にセラミドを充分溜めこんだだけは、肌は潤いを保障してくれません。
体の中から、新しい皮膚が作られる過程の中で、外側の皮膚(角質層)までセラミドがたどり着かなくては、バリアとして意味がないからです。

 

新しい皮膚が作られる周期(ターンオーバー)が、早ければセラミドはいつも潤っています。刺激から守るために、セラミドは消費され時間の経過とともに、減っていることを忘れてはいけません。
肌の奥基底層から、セラミドが運ばれてくるのが遅れれば遅れるほど、セラミドによるバリアの働きが弱くなり、潤いが奪われていきます。

 

ターンオーバーの周期が遅れるのは、老化や生活習慣の乱れのせいです。特に睡眠時間が減ると、肌の働きが衰えしまいますので、夜更かしには気をつけてください。

 

話は戻って、セラミド不足を手っ取り早く解消するなら、やっぱりサプリかな?
一日に必要なセラミドの量は、一日当たり600〜1200μgと言われています。
セラミドサプリメントを選ぶ場合は、この数値をめやすに、実際に含まれているセラミドの量を確認してからお選びください。

 

 

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