背中にできるぶつぶつは、本気で元から絶ちたい!って思いますよね。

 

20代に入っても、皮脂が過剰分泌されてニキビができる場合もありますが、多くの場合は大人ニキビに変わっていることが多いです。

 

特に同じ場所に何度もできる場合は、確実に大人ニキビです。
大人ニキビは、青春期にできるニキビと違って原因が複雑で、ホルモンバランスの乱れに加えて、ストレスやヘアケア剤の洗い残しなども加わってきています。

 

仕事のやり手の先輩が、綿のシャツはアロンが面倒だからと、化繊のシャツを着ていましたが、背中のブツブツに悩まされていました。
ストレスと、化繊が皮膚に及ぼす刺激が原因と考えます。

 

人の肌のバリア層の厚さは、わずか0.02mmと言われていて、ほんのちょっとのコーティングで外部の刺激から、肌を守ってくれています。

 

バリア層が洋服の布や、入浴時に使用する時のタオル、シャンプーやリンスといったもので、ほんのちょっとでも傷が付けば、皮膚は警告信号を出します。
警告信号を受けると、傷ついた部分を守るようにして、皮脂がどんどん分泌されていきます。防衛本能で出す皮脂は、通常の時より多いために、毛穴に詰まっていくことでぶつぶつの原因となります。

 

傷がついても、皮脂分泌が行われない場合もあり、その時は、傷ついたバリア層の隙間から肌の水分が蒸発します。
どんどん肌の水分量は減って、カサカサに・・・
潤っていない肌だと、本来排出されるべき皮膚が剥がれなくなるために、古い皮膚が毛穴に詰まり、ぶつぶつ、ぼつぼつといった症状になっていきます。

 

背中にぶつぶつができた時は、無意識に背中に負担をかけている刺激を取り除いてあげることが先決です。

 

洋服は、綿。
入浴時のタオルもナイロンなんてもっての他。
シャンプーやリンスは石油系の界面活性剤入りのものは、出来ればやめた方がいいですね。
ボディソープも、こってり系のもので洗い流しても、油膜を感じるようなものはかえって、その油膜で毛穴を詰まらせます。洗ってみて、必要以上にしっとり感があるものは、警戒してみてください。
普通に使っている洗濯用の洗剤も、合成洗剤で下着を洗うのはよくありません。

 

背中にぶつぶつが、既にできているということは、肌のバリア層はボロボロの状態。
じっくり時間をかけて、傷ついた肌の状態を整えてあげるケアが必要になってきます。

 

毎日新しく作られる肌も、バリア機能弱っていると、健康に育ちません。
肌を健康に育てるためには、弱ったバリア機能を助けてあげることです。

 

背中ニキビケアローションで、バリア機能を意識した製品があります。
ニキビだけを取り除くのではなく、肌環境を整えながら、にきびを治していく考え方です。
ニキビが繰り返してできるのは、ニキビができている部分の皮膚が弱っているからです。
背中のにきび(ぶつぶつ)を根本から、治したいと願うなら、健康な肌を育てるためのケアに集中するべきです。一過性のものに惑わされないで、継続していけば、自らの力でニキビを押しだすことができますよ。

 

 

 

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