セラミドは食べ物だけでは不十分! セラミド代謝を促すサプリも

強固な守りを作るのに、成分を限定していませんか?
肌を守り、城壁とも言えるセラミドを、食事やサプリで補っても、期待した役目を果たしてもらうためには、条件があります。

 

 

セラミド代謝は基底膜の仕事

肌の基底膜と呼ばれる部分が、良く働いてくれるということです。
基底膜は、肌の真皮層と表皮(外側の部分)の間に、波を打った状態で存在します。
基底膜が、表皮を作っている角質細胞を生成する中で、セラミドも一緒に産生されていきます。
元気な基底膜の図

 

年齢を重ねるごとに、基底膜の波が小さくなりやがて平たくなるにつれて、その働きが弱まりセラミドも作らなくなるのです。
セラミドを、体の中から補ったとしても、基底膜が元気でなくちゃ駄目なのですよ。
しょぼくれた基底膜の図

 

 

基底膜を元気にするのは、真皮層

では、基底膜を元気にするためにはどうしたらよいのでしょう?
基底膜は真皮層と密着していて、真皮層の中にある養分を栄養源として、活性化されています。
真皮層の働きが活発であることが、大切なのです。

 

真皮層を活性化させているのは、繊維芽細胞と呼ばれるものです。
繊維芽細胞を活性化させているのは、巡りの中で運ばれてくる栄養や酸素であったりします。繊維芽細胞増殖因子なんて、難しいものもありますよね。

 

繊維芽細胞も年と共に衰えていきますし、紫外線などの外部刺激でもダメージを受けます。
でも、繊維芽細胞は補うものではありません。長生き細胞だからです。
繊維芽細胞を活性化するためのサプリメントは、次々と後を絶ちません。

 

女性の好きなプラセンタがそうです。
FGF(繊維芽細胞増殖因子)配合のサプリメント等もあります。
フィトケミカルを含む果物や野菜も、細胞の老化を予防する等の働きで大きく貢献しています。
 フィトケミカルで潤いと保湿力をアップして、セラミド不足を解消

卵殻膜も繊維芽細胞を、活性化させる働きがあります。
 肌水分を上げるサプリメントで、卵殻膜を使用したものに注目

 

 

サプリや食べ物は一度消化されてしまう

セラミドに限らず、美肌に良いと思って食べても、一度消化されて分解されてしまいます。
再び、同じものが生成されるように研究開発しているのでしょうが、組み立てるのは自らの体です。
サプリ自信が意思を持って、セラミドを生成してくれるわけではありません。

 

細胞がコラーゲンや、ヒアルロン酸、セラミドなど、美肌に良い成分を作るためには、生成を行う細胞自身を健康で活力あるものにしなければ、いくら外から同じ成分を補ったとしても、上手くはいきませんよ。

 

 

 

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