肌荒れとセラミド(乾燥肌の人がみんな肌荒れってわけではないよね。)
「肌が荒れて荒れてしょうが無いの?」という方の荒れた皮膚に、
触れるまでも無くカサカサに乾いて、肌あれって乾燥することで
おきるものなんだと漠然と考えていました。でも乾燥肌の人が、
全て肌荒れをおこしているわけではありません。
『肌の水分量が少ない = 肌荒れ』ではどうやらなさそうです。
肌の水分量が少ないのは体質、肌荒れは、肌のバリア機能を作っている細胞が欠落したり、壊れたりするために起きていることです。
そのため肌のバリアに穴が開くために、肌内部の水分が蒸発して外気に流れ出し、乾燥肌を引き起こしているのです。
このバリア機能は、大きく分けて角質細胞と、その細胞どおしを結び付けている
細胞間脂質成分(セラミド)の2つになります。
よく聞かれるNMF(天然保湿因子)は、角質細胞の中にあります。
肌荒れの原因は、ストレスや年齢やアトピー性皮膚疾患だからと色々あげられますが、
もっとも多いのは洗浄力の強い洗剤を使った時にNMFが流れ出して、
角質細胞が損傷するためです。
昔から、茶碗を洗う時、ゴム手袋をしないと肌荒れをおこすと言われているのは、
食器を洗う洗剤の中含まれている合成界面活性剤が、
NMFを皮膚から溶けださせるためだったのです。
肌荒れを治すためには、細胞間脂質成分(セラミド)と角質細胞が健全な状態で
あることが大切となってきます。
角質をしっかり抱え込んでいる細胞間脂質成分(セラミド)が、有効な成分として
注目されています。
バリア機能がしっかりしていれば、NMFが外部に流れ出すことが無いからです。
一口にセラミドといっても、その種類は多く、セラミドの構造から
さらにセラミドが細かく分解されていて、何が何やらとわからないというのが、
セラミド化粧品を選ぶ上で悩みではないでしょうか?
一つのポイントとして、セラミドが高配合されていることです。
実は、化粧品メーカーでは、決して行われなったセラミドの配合量を明示している
コスメメーカーがあります。小林製薬は、セラミドの配合量が4%であることを
明示しています。
セラミドで実際に体験してみましたので、こちらからちょっと覗いてみてください。
肌荒れとセラミド記事一覧
肌荒れのセラミド化粧品を比較しました。実際、セラミドを配合した化粧品が増えました。このサイトを立ち上げた頃は、セラミドと言えば高額である為に、私自身が確かめて使うことも躊躇するくらいでした。今では、他の化粧品と同じように、ラインで試せるトライアルがある為に、比較的手軽に商品の比較をすることができます。ここでは、私が使ってみた限りでのセラミドスキンケアの比較と検証を行ってみたいと思います。美容液だけ...
私のカサカサ肌で、粉をふいた顔。夏は、どの女性も汗で少なからずお化粧が崩れていて、顔がテカっているせいか、目立つことも無かったのですが、秋はそうはいきません。ピタッとファンデーションがのり、思わず目を奪われてしまうような綺麗な肌の方が、おります。しかもファンデーションの光がうまくに乱反射して、シミひとつない肌で、触らずともしっとり感が伝わってくるから不思議です。秋は不人情です。どんなにお化粧をして...
石けんにも色々あり、ワンパク盛りの子供がいるお宅は、ミューズが多いですね。ドロも脂も、汗も一緒くたになった肌を、一気に洗い流すには適しています。我が家でもついこの間までは、ミューズを使用していましたがさすがに、年をとると年々乾燥で体が痒くなります。洗顔料の中に入っている石油系の界面活性剤が嫌で、また、アレルギーなどを引き起こして、無添加の石鹸で顔を洗っている方も多いですね。でも、石鹸と言えども、脂...
アレルギーの季節は、顔だってダメージを受けている杉花粉のアレルギーと言うと、鼻水に目のかゆみと肌は無縁のように考えていますが、繋がっている肌だってアレルゲンでダメージを受けています。春は肌荒れが多いと言うのは、埃っぽい春風だけのせいではなく、アレルギーのせいでもあるのです。できるだけアレルゲンを寄せ付けない工夫を、鼻水にはマスクを、目の痒みにはゴーグルをと用意するのと同じように、顔にもしっかりガー...
セラミド不足を引き起こすのは、加齢だけではない加齢によってセラミドは減少します。セラミドによって弱まったバリアスキンによって、肌の乾燥が進んでシワやたるみを引き起こして行きます。いつまでも瑞々しい肌をと望む女性にとって、1滴たりとも無駄にしたくないのがセラミドです。そういう願いとは裏腹に、もうひとつセラミドを減少させている原因をご存知ですか?石油系鉱物油の化粧品です。綺麗な肌を作りたい、キメを整え...
乾燥肌の夏老け対策は、まずはバリア機能の強化から夏老けの原因は、汗と紫外線皮脂や汗ですっかり潤った気になる夏ですが、夏は老け顔を進行させます。夏の肌荒れからはじまって、しわやしみと言った肌トラブルへと繋がっていきます。夏の強い紫外線は、乾燥を引き起こし肌細胞も攻撃します。特にUVAと言われる波長の長い紫外線は、肌の奥底まで入り込み、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。コラーゲンやエラスチン...