馬セラミドとウマスフィンゴ糖質は違う
セラミドも、動物性天然のものとなると、どうしても期待値が大きくなるのか、しわ、ホウレイ線、たるみまで変わるんじゃないかと勘違いしてしまいそうです。
セラミドはヒトのわずか0.02〜0.03mの角質層に存在する成分のひとつで、いくら原液を毎日、大量に刷り込んでみたところで、深く刻まれたシワがなくなることはありません。
でも、同じ哺乳動物から抽出したものは、似ているために、ヒトの細胞を融合しやすく、肌の力の一部分となって働いてくれます。
さらに、肌への浸透力も高く、角質層にいきわたりしっとり感が高くなるために、満足度も高いのです。
ただ、生きている馬から抽出したものだけに、価格は高く、馬セラミド(ウマスフィンゴ脂質)配合だからと言っても、含有量が少なかったりといったこともあります。
ホームページに『馬セラミド』と書かれていても、『ウマスフィンゴ糖脂質』と成分表に書かれている場合があります。
ウマスフィンゴ糖質とは、糖とセラミドがくっついた分子構造です。スフィンゴ糖質も肌に膜をつくり保湿を行ってくれますが、純粋なセラミドそのものではありません。
また、多くの化粧品はセラミドの種類は書かれていますが、その濃度は明記していません。中には、パーセントで書かれているものもあります。
セラミドは魅力的な保湿成分です。
しかし、セラミドの種類にこだわらず、実際使用してみた使用感や、肌への影響をなどを確認をしながら判断するのが一番良いのです。
馬セラミドは、シミ対策にいいと個人的に考えています。
馬セラミドへの期待はどこまで?関連エントリー
- セラミドの経口摂取は、皮膚に効果をもたらすのか?
- yahooの知恵袋で、@コスメのクチコミで、有名人のブログで、セラミドをすすめる人が多くなってきました。ところで、セラミドの効果ってと思った時、こちらを読んでください。
- 疑似セラミドに期待する効果
- yahooの知恵袋で、@コスメのクチコミで、有名人のブログで、セラミドをすすめる人が多くなってきました。ところで、セラミドの効果ってと思った時、こちらを読んでください。
- 米セラミド(コメヌカスフィンゴ糖脂質)の効果
- yahooの知恵袋で、@コスメのクチコミで、有名人のブログで、セラミドをすすめる人が多くなってきました。ところで、セラミドの効果ってと思った時、こちらを読んでください。
- セラミドの種類である番号毎に、その働きと効果を調べてみた
- yahooの知恵袋で、@コスメのクチコミで、有名人のブログで、セラミドをすすめる人が多くなってきました。ところで、セラミドの効果ってと思った時、こちらを読んでください。