肌の水分量を高めるためのたとえ話

私はよく肌水分量について考える時、蓋つきコップを思い浮かべます。

 

肌が水分を溜めておくためには、貯水庫が必要で、それがコップです。
コップに水分を満たすには、水道の蛇口がコップの上になくてはなりません。
コップの中の水の蒸発を防いで、コップが倒れてもこぼれ落ちないようにしているのが蓋です。

 

コップが小さかったり、水道から水が少ししか注がれなかったり、蓋に穴があいていたりすれば、肌水分量を上げることができません。
みずみずしい肌を保つためには、少なくとも3つが揃わなくてはならないのです。

 

肌のコップは、ヒアルロン酸もその一つです。ヒアルロン酸1gで6リットルの保水が出来ます。リピジュアならその2倍。
ですが、ヒアルロン酸は、加齢とともに減少しますし、溜めておける水の量も少なくなっていくのです。
そのために、肌の外からヒアルロン酸を補ったり、他の保湿成分で貯水庫の働きをさせるのです。

 

肌のコップには、体の中からも外からも水が溜まっていきます。
体の中からは血液を通して、水分が補給されます。美肌のために、モデルさんが沢山お水を飲むのはそのためです。
体の外からは、ローションパックやマスクで、肌の上から水分を与えることで、コップに水を満たして行くわけです。

 

しかし、コップの蓋にヒビが入っていたり、穴が開いていたりすると、せっかく溜めた水も外気へと蒸発してしまうのです。
蓋のひび割れや、穴の補強は、セラミドという成分が行います。

 

最後に、肌の水分量を上げるためには、
 ・貯水庫
 ・水分補給
 ・バリア機能
の3つか完全に機能していなければ、うまくいかないのですよ。

 

 

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