角質層って知ってる?
皮膚の角質層って、一番外側にあって、レンガ状に積み重なっているものです。レンガ状のレンガの部分がNMFというアミノ酸成分。
レンガ同士を繋いでいるのが、細胞間糖脂質と言われていて、セラミドなどで作られています。
この角質層が水分でうるおっていて、丈夫であれば、肌内部の保湿力も保てるんですよ。
角質層に必要な水分量は15〜20%で、この水分量を保持するのが、角質細胞NMF(天然保湿因子)なのです。
角質層のNMF(天然保湿因子)の原料であるアミノ酸は、お米由来のものがいいのではと、つくられたコスメがあります。
なんと、創業380年の歴史を持つ、金沢の酒造メーカーが化粧品を作りました。
生活の知恵でお酒を美容液に使っている
そう言えば、お米を作る杜氏の手は白くてキレイだとか、舞妓さんはお化粧をする前に日本酒をパッテッングするとか、日本酒風呂は美肌に効果的などという話はよく耳にする話です。日本酒に含まれるお米と、発酵後に作られるエキスが、肌に良い働きをすることを生活の知恵で昔から分かっていたのですね。
酒蔵メーカーは、美味しいお酒を作るために原材料の米の品質を土壌からこだわり、肥料や農薬にこだわり、酵母の選定を思考錯誤しています。
職人さんがいるくらいですもの、切磋琢磨の連続ですよきっと。
酒造りの中の製造工程、ひとつひとつに、職人と長年の技がつぎ込まれているのです。
お米や酵母の種類により、生み出される有効成分の違うといいます。その中で、最も美肌に効く組み合わせとして、「コメ発酵液FRS」が主成分として、アミノリセは作られています。
コメ発酵液は、保湿力もあり、美白効果あり、抗酸化作用もある、魅力的なものです。
しかも、主食として食べてきたお米は、日本人の体に一番なじんでいるアミノ酸であることは、言うまでもありません。
アミノリセに惹かれた理由
有機栽培のお米を使い、天然100%を目指して、香料、着色料、鉱物油、合成防腐剤。合成界面活性剤を使っていません。こうした無添加化粧品であることも、美容専門家の方たちに評価されている理由の一つとなっています。
アミノリセシリーズは、NMF以外に、セラミドが含まれています。ソープ、リフトジェル、モイストマスクに、コメヌカスフィンゴ糖脂質という名前で、米由来のセラミドです。
保湿を強化させる要の部分に、しっかりとセラミドを使っているんですね。
角質層の水分量が、肌の潤いに欠かせないものだってご存知の方なら、その魅力が伝わるものと思います。
というわけで、私も、アミノリセのトライアルを購入してしまいました。
ほら、ねっ!
外側のビニールを剥がしてみると、真っ白。
あれ、『Amino Rice』ってアミノライスのことだったのかぁ〜
分厚い段ボールの蓋を開けてみると、宝石を並べるように丁寧に・・・
大切に、使わせていただきます。
アミノリセの各アイテムの使用感、口コミ色々
メイク落とし
柔らかくて、良く伸びるテスクチャ―です。
メイクと直ぐに馴染んで、すすぎがストレスなく、直ぐにヌルつきがとれました。
洗顔石けん
柔らかい泡で、すすぎの泡切れが早いです。洗顔ソープって洗っている時よりも、すすいでいる時の泡切れの方か、ストレスが大きかったのですが、すすぎの時間が早いのが気に入りました。
洗顔後、私のうすぼんやりの大きなソバカスの塊が、薄くなったような?気のせいかな?
保湿化粧水
さらっとしていて、肌につけると酸っぱいにおいが鼻をくすぐります。
お酢をつけている気分になり、つけた後もサラッとしていましたが、カサつかない不思議な感触です。
保湿美容液
化粧水よりはとろみのありますが、やはり酸っぱいにおいは変わりません。
浸透力はすごくて、やはりつけた後はサラッとしていましたが、顔に手を当てたら潤い感じました。
保湿乳液
甘酒のようなにおいがします。
一般の乳液よりやはり、とろみが少ない気がしますし油膜を感じないのですが、ふっくらした感じがします。
保湿クリーム
少量で良く伸びます。
今までのスキンケアをしっかり封じ込めてくださいとお願いして、ハンドプレスしました。
翌朝鏡を見たら、ワントーン明るくなった私の顔が、二ッコリを笑っていました。
正直、保湿コスメのイメージを替えてしまうかもと思うような使い心地です。
香料を全く使っていませんし、発酵した匂いがあります。
でも、無添加化粧水をたっぷりと何の心配もなく、使い続けたい方にとっては、嬉しい事実なんじゃないでしょうか?
乳液もクリームも、従来の濃厚なつけ心地とは違いますが、何度もつけていくと、明らかにふっくらと弾力がしてきます。
しっかりと、角質に水分補給してくれる、日本酒から生まれた日本人のための発酵コスメ。私、今、良いものに出会えたと喜んでいます。
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