肌乾燥の原因もセラミド
身長が伸びるのが止まるのは、成長ホルモンのせいですが、肌を作っている成分も20歳をピークに次第に作られなくなっていきます。
肌の一番外側を覆って、外気から乾燥を防いでいるのが、角質といわれるところです。角層は何層にも重なり、レンガ状になっています。角質は、通常皮脂や汗などの天然の潤い成分に包まれて、肌にピタッと密着していますが、その潤い成分も年齢とともに減少していきます。
乾燥にさらさられると、角質層の表面が乾いてはがれやすくなり、隙間が生じていきます。この隙間を通して、表皮の水分が蒸発してゆくのです。その結果、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり、しみ・しわ・くすみ・たるみの原因となります。
角質層で潤いを保っている天然の保湿成分は、下記のとおりですが、肌から水分を逃さない働き(水分保持機能)と、埃や細菌といった外部の刺激が皮膚に侵入しないように表皮の健康を保っています。
・ 「天然保湿因子(NMF)」
・ 「角質細胞間脂質」
・ 「皮脂」
その中でも角質細胞間脂質と呼ばれるセラミドが最も、重要な働きを占め、120層もの積み重なった角質細胞の間を埋めています。
水分が乾燥により奪われたり、角質細胞の間を満たしているセラミドが減少すると、細胞はしだいにしぼんでいきます。角質の弾力が失われるうえ、古い角質が剥がれ落ちることなく残り、厚くガサガサになって細かい亀裂ができます。(角質肥満)
肥満した細胞からヒスタミンという『かゆみ』を引き起こす物質がでて、肌のかゆみに悩まされるようになります。
セラミドが充分にあれば、外気の乾燥や刺激から角質を守ってくれますので、角質肥満が起きることも少なくなるのです。
肌乾燥の対策スキンケアとしておすすめは、こちら
⇒ 肌荒れの原因はセラミド(細胞間脂質)にあります。
肌乾燥の原因記事一覧
多くの女子が、自分の肌が水分不足だと気がつく瞬間は、小ジワやたるみになった時くらいです。実は、冬にボッカリと開いてしまう毛穴も、肌のクスミも、薄くならないシミも、肌の水分量が低下していることが原因なのです。肌の水分が不足しているようだわ、って呟ける女性は、多くの肌トラブルは乾燥肌が引き起こしていることをちゃんと、分かっている証拠です。肌は水分を溜めこんで、急激な温度変化や、紫外線や活性酸素や細菌が...
肌の水分不足は、お化粧がのらないだけでなく、そのままにしておくとシミやシワの原因になるとか・・・聞づてならない話です。水分を溜めこみ潤いを保っているのは、セラミドだけではありません。セラミドも、ヒアルロン酸もコラーゲンも、肌の組織それぞれが各役割をこなし、水分を含ませているのです。プロテオグリカンってご存知?弘前大学医学部で、鮭の鼻軟骨からプロテオグリカンを抽出することに成功した発表があってから、...
乾燥肌とか、ドライスキン、乾皮症の方は、最初はカサカサ肌といったことですが、エスカレートすると肌のかゆみが伴います。肌水分量が少ないために、わずかな刺激や細菌から守りきることが出来ずに、かゆみとなって引き起こすのです。乾燥しがちな季節のかゆみを治す方法は、肌の乾燥を極力抑える生活をすることです。加湿器の無い状態でエアコンを使い続けないこと、電気毛布の長時間使用、熱いお風呂に浸からないことが簡単にで...
最初に異変が気づく時は、顔の乾燥が原因なのだと思う人はいないのではないでしょうか?『なんとなく肌がごわついて、硬くなってきたな?』というところからはじまって、あくびをしたら、頬がこわばってきたとか、顔をいつも掻いているなんてところから、変だなと思うのです。それらの原因が肌の水分量不足であると気がつくまでに、少し時間がかかります。水分を補給したり、乾燥対策の必要性を強く感じた頃は、小ジワができる一歩...
化粧水をつけた後、フェイスマスクをつけた後は、しっとりするのですが、しっとり感が持続しないと考えていました。水分をたっぷり含んだ肌は、ぷるーんとしていて、ハリもありお化粧も良くのるのですが、時間が経つと粉を拭きます。特に、夕方なんかは酷いものです。これって、外気が乾燥しているからというだけでなく、スキンケアのうるおい成分が、肌から抜けているからなのですね。肌によく浸透する潤い成分を塗った後で、乳液...
私はよく肌水分量について考える時、蓋つきコップを思い浮かべます。肌が水分を溜めておくためには、貯水庫が必要で、それがコップです。コップに水分を満たすには、水道の蛇口がコップの上になくてはなりません。コップの中の水の蒸発を防いで、コップが倒れてもこぼれ落ちないようにしているのが蓋です。コップが小さかったり、水道から水が少ししか注がれなかったり、蓋に穴があいていたりすれば、肌水分量を上げることができま...
ドライスキンと年齢肌の関係年齢肌対策の化粧品を使いはじめました。年齢肌のトラブルと言えばシミ、たるみとなります。年齢肌化粧品と言えばちょっと前までは、シミ伸ばしのレチノール、塗るボトックスと言われたアルジリン、リフトアップ効果のあるコラーゲンなどが主流でしたが、現在セラミドも同時に配合されてきています。セラミドが配合されている訳は、無論ドライスキン対策。乾きがちな肌水分を、わずかでも外気に奪われな...
アトピー性皮膚炎の方は、元々体の中にもっているセラミドの量が少ないと言います。アトピーまでいかなくても、乾燥肌や敏感肌の方もセラミドを持っている量が少ないのです。乾燥肌に悩む多くの方の場合、肌の潤いに欠かせないセラミドは、肌表面だけでなく、体全体が、セラミド不足なのです。また、年を重ねると体の中のセラミドは減ります。体の中でセラミドを、作らなくなるためです。年をとる毎に肌がかさつくのは、セラミド不...
角質層って知ってる?皮膚の角質層って、一番外側にあって、レンガ状に積み重なっているものです。レンガ状のレンガの部分がNMFというアミノ酸成分。レンガ同士を繋いでいるのが、細胞間糖脂質と言われていて、セラミドなどで作られています。この角質層が水分でうるおっていて、丈夫であれば、肌内部の保湿力も保てるんですよ。角質層に必要な水分量は15〜20%で、この水分量を保持するのが、角質細胞NMF(天然保湿因子...
保湿スキンケアを選ぶための思考法ってあるかしら?鮮度にこだわった保湿スキンケアについて、あれこれと考えます。水の働きを知れば、大切なものが見えるよね近所の小川に、鯉やカモもが住んでいます。生命が息吹く環境は、キレイな水と太陽の光です。自然の力で植物や微生物がいるからこそ、他の生物の生息があるのです。ひねれば水が出る水道水とともに生活をしていると、水が生命に果たす役割を忘れてしまいます。体内の巡りで...
セラミドを増やす、生成する医薬部外品の成分が気になる肌トラブルの要は、セラミドよセラミドが沢山あれば、角質細胞は隙間なく敷きつめられて、紫外線からの影響も乾いた外気も、肌によくない化粧品からも守られます。肌を強くすれば、自然とキメも整い透明なスッピン肌さえ楽しむことができるのです。セラミドは、メラニンの生成も抑えて美白へ導きますし、外気で奪われる肌水分を阻止するので、乾燥肌になることもありません。...